転職の時に考えること

今の不安定な経済状態の中、転職を考えたことのある人は多いはずです。昔のように終身雇用は保証されておらず、年齢を重ねれば給料が上がるわけでもない状況では、今よりもっと良い環境を求めてキャリアアップを考えるでしょう。

 

何かを始めるのに年齢は関係ないという人がいますが、転職に限っていえば年齢が若いに越したことはありません。30代半ばからはよほどの実績や有益な資格を保有していなければ、履歴書による書類選考に通ることもままなりません。

 

そういう私も転職を試みて20年程務めた会社を退職しましたが、高卒で働いて自動車普通免許以外に何の資格もなく、とりあえず履歴書にかける資格を増やそうと職業訓練に通いパソコンの資格を二つ取得しました。しかし今時パソコンの資格など有効な武器にもなりません。電気工事士やフォークリフトなどの実践的な資格のほうが役に立ったであろうと思います。

 

結局、求職活動中に震災に遭い、求人数が激減する中派遣会社に登録し工場で働いていました。正社員で、ボーナスや退職金がある安定のある会社は今時なかなかありません。ましてや転職で中途採用ともなれば、なおさら条件は狭まるでしょう。

 

大卒の学生でさえ就職浪人している人が大勢いるのに、ライバルはかなりの数です。転職は「何をしたいか?」ということは重要ですが、それよりも「自分には何ができるか?」を見極めることが鍵となるでしょう。自分のやりたいことばかり追いかけても厳しいものがあります。若いうちはやりたいことにチャレンジするのもいいでしょう。

 

中年の転職は自分のキャリアを見直した上で、出来ることを仕事にするのが近道のように感じます。